夕闇の季節

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キャラクター裏設定


姫野 美琴 (ヒメノ ミコト)

姫野家の末裔であり、その血を受け継ぐ少女。
その血に流れる姫野の血統が
彼女に及ぼす怪異の影響を緩和させている。

文学系であり、騒がしいことは好まないタイプ。
休日も家の中でのんびりしてるほうが多い。
その後、氷室 等とどうなったかは作者も知らない。


神代 由佳 (カジロ ユカ)

神代家の末裔であり、その血を受け継ぐ少女。
その血に流れる神代の血統が
遊び半分の些細なお呪いを、強力な呪いへと昇華させる。

それにより引き起こされた怪異によって、
古より縛られた神代の怨霊を呼び戻すことになる。

なお、彼女は一度仮死状態に陥っている。
そこから生還したのは、神代の血を絶やしてはならないという
防衛本能に近いものが働いた為である。


氷室 等 (ヒムロ ヒトシ)

菊川警察署の警部補であり、特務課に所属。
明晰な頭脳を持ち、銃の腕前もかなり立つ。
その敏腕さで、これまでにいくつもの怪異事件を解決へと導いている。

彼は普通の銃とは別に、また特別な銃を携帯している。
これは怪異に対してのみ有効で、空気銃に近いものである。


加賀 剛 (カガ ツヨシ)

新聞記者であり、オカルトジャーナリスト。
彼の書く記事は決して幼稚なものではなく
冷静且つ的確な検証など、成熟した思考で堅実に霊的世界を捉えている。
その腕前もあって彼のファンは意外と多い。

なお、彼は過去に『ヒサルキ』と呼ばれる怪異に遭遇している。
その頃は駆け出しの新米ジャーナリストだったが、命からがらに生還し
それ以降、あらゆる怪異に対して過剰な興味を示すようになった。


霧崎 翔太 (キリサキ ショウタ)

某大学で講師を務める民俗学者。
氷室 等、加賀 剛とは高校時代の同級生でもあり、
彼もまたある事件をキッカケにオカルト研究を志すことになる。

一見、冷たくとも感じ取れる言動や態度が見られるが
これも常に客観的かつ冷静に対処することが
最善の対処法だと考える彼の優しさの一面でもある。

また、彼の発明した『対怪異超音波器』は
影ながらではあるが、今回の事件解決に大きく貢献している。


呪われた人形

神代 由佳が施した呪によって魂を持った人形。
この人形の中には複数の邪念が存在しており
その声質も常にバラバラである。

最後は姫野 美琴によって暖炉で燃やされ、
結果的にそれが姫野の技により祓われたことになった。


神代 初(カジロ ハジメ)

今は亡き、現神代家当主。
呪われた人形により刺殺され、その後生ける屍として家の中を彷徨う。

彼の首を落としたのは旧・神代家当主の怨霊であり
その死体を操ったのも同上である。
その後、神代家へ駆けつけた氷室 等によって屠られた。


神代 和也 (カジロ カズヤ)

今は亡き、神代家の長男。
呪われた人形が神代 由佳を刺した後、
今度は自らが隠れる側となり、風呂場に息を潜めていた。
そこを運悪く和也が発見してしまい、あえなく刺殺される。

彼もまた神代 初と同じ様に生ける屍と化すが
最終的に氷室 等によって屠られた。


神代 夏子 (カジロ ナツコ)

今は亡き、神代 初の妻。
呪われた人形が神代 和也を刺した後、
今度は彼女がターゲットとなってしまった。
姫野 美琴が神代家へ訪れた際、聞こえてきた悲鳴が彼女である。

神代 夏子は正統な神代家の血を引いていないので
死んだ後は生ける屍になることはなかった。


くねくね

旧・神代家当主の怨霊が怪異を呼び、保坂 里美が具現化させた異形。
彼の姿を認識したものは精神をやられ、やがて死に至る。
この怪異の被害総数は二十人前後と大規模だった。

最後は対怪異超音波器の影響を受け弱体化し、
(疾走していた氷室の車で霧崎が操作していた)
そこを神社の老人によって祓われた。


佐藤 淳二 (サトウ ジュンジ)

第二の怪異に巻き込まれた農家のお爺さん。
精神崩壊後は菊川市を当てもなく彷徨っていた。
彼が正常に戻ることは二度とないだろう。


保坂 里美 (ホサカ サトミ)

第二の怪異を引き起こした元凶である中年女性。
過去に重い障害を持つ自分の子供を殺しており、
それ以降、自身の子供の霊を井戸の中で目撃する。

第二の怪異が起こった際、遠くから見るくねくねのシルエットが
あまりにも井戸の霊と酷似していた為、
自身の子供の霊とくねくねを強引に結び付けてしまう。
(この時点で、彼女がいかに追い込まれていたかが判る。)

第二の怪異の真相は、この中年女性の狂気と
旧・神代家当主の怨霊が及ぼす悪影響(怪異)がシンクロし、
菊川市にくねくねを具現化させてしまったことにある。
その後、彼女は死亡が確認されている。


神社の老人

日吉神社に佇んでいた謎の老人。
彼の唱えたお経により、くねくねは祓われ怪異は消え去った。
保坂 里美には彼の姿が見えてなかったようだが、
一体何者だったのだろうか。


小人(青)

猿夢で追いかけてくる小人。
最後は美琴に電車外へと突き落とされ、永遠の闇へと消えてしまう。

夢自体が美琴の作り出した世界なので、
彼はその深層世界から抜け出せず、ひたすら彷徨い続けた挙句、
姫野の血により無に帰す運命だろう。


小人(赤)

猿夢で追いかけてくる小人。
最後は美琴に奈落へと落とされ、永遠の闇へと消えてしまう。

あの異世界と、所々に設置された大胆な仕掛けは、
小さい頃に美琴が遊んだゲームの記憶を元に作られている。
ラストで『敵を倒す仕掛けが用意されている』のも、それに起因している。


悪夢の車掌

本編でその姿こそ出てこないが、猿夢の元凶でありボス。
最後は対怪異超音波器の影響を受け、
眠っている美琴本体からその身を剥き出しにされる。
そこを氷室 等によって屠られた。


対怪異超音波器

霧崎が発明した対怪異用の機械。
氷室 等の怪異事件を元に、改良を重ね性能を日々向上させている。

この装置は、怪異そのものが出す特有の電磁波を感知・解析し、
何パターンにも分けて独自の音波を周囲に放出する音波器である。
無論、全ての怪異に効果があるわけでなく
未知なもの、非対応なものにはまるで効果がない。

ちなみにこの装置はChapter3の終盤で一度だけお目に掛かれる。


神代 伊代 (カジロ イヨ)

神代 由佳の祖母であり、旧・神代家の旅館の女将。
彼女が運営している旅館はお偉いさん専用の御用達であり、
暇と金を持て余した富豪達の遊び場となっている。(いわゆる風俗)

この旅館は警察署のトップの人間も密かに利用しており、
下の人間は黙認するしかないのが現状である。


神代 春子 (カジロ ハルコ)

神代 由佳の妹であり、神代事件の第三の生存者。
実は二階の座敷の右側の襖に隠れていた。
この時、襖を調べても開かないのは
彼女に流れる神代の血が防衛本能を働かせている為である。

何かと物置や蔵など冷んやりした場所を好み
鍵を持ち出しては、そこで遊んだり寝たりしている。


職人

旧・神代家の旅館の料理人。
旅館の料理は神代 伊代とこの職人が切り盛りしている。
一見さんお断りなのはそういった理由もある。


能面

姫野家によって幽閉され、命を落とした旧・神代家当主の怨霊。
能面自体は至って普通の代物だが、当主の怨霊が取り憑いている。
旧・神代家のシンボルは能面であり、呪を行う際の道具でもあった。
その名残が能面に取り憑いた要因である。

地下で氷室 等と相対し屠られるが、
そこで完全に消滅はせず精神体として残った。
終盤の決戦で、異常に能面が膨れ上がるのも
それは物体ではなく精神体がそうさせている所為である。

最後は姫野 美琴によって完全に屠られた。
攻めは『神代』の、護りは『姫野』の、攻防一体の姫野家秘伝である。

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